仕事を辞めようか考えている。という相談をされ、真摯に受け止め提案する。
昨今、働き方改善やら、業務効率化、待遇の改善など、
そんな言葉が飛び交う世の中になっている気がする。
サービス残業をなくそうとか、無駄な業務をコンパクトにしようとか、
会議の時間を減らそうとか、ペーパーレスにしようとか、そんな言葉もチラチラ伺える。
会議の時間を減らすための会議というものに昔直面し、どこからツッコめばよいのか考えすぎて熱を出したものである。
ペーパーレスのための会議といって、レジュメなどが紙で出てきた時には卒倒し、
気がついたらコピー機の上でお茶を点てるぐらいに混乱した覚えもある。
全部が全部そんなトチ狂ったことをしてるわけではないだろうが、わりかし多いのではないだろうかとも思っている。
離職率がひどく、人手不足な会社は後を絶たないというのが最近の現状なのではと、
社会の末端サラリーマンの僕すら感じるのである。
社会人になり数年がたったであろう。
後輩や、同世代などが転職や仕事をやめたいなどという愚痴がちらほら出てくるものである。
残業がきついとか、給料が安いとか、上司が嫌いとか、
理由は様々である。
大体そういった愚痴や相談などは、ただ言いたいだけで、辞める気なんていうものは1ミクロンもなかったりするのである。
辞めたいのであればなんちゃって社会人の僕になど相談はしないし、退職届を上司に投げつけ、中指を立てながら、おまえwwww口くさいんだよwwwバーーーーーーカwww
と草でも生やし散らかした状態で、社内シンガロンしてデスクにダイブかましているはずだ。
しかし、中には本気で仕事を辞めようかとガチ目の相談をしてくる人もいる。
社会人に擬態した社会不適合者に相談してくるのだ。もっと適任はいただろうと毎回思う。
しかし彼らも本気なのだ。
僕も真摯に受け止め、誠実な考え、提案をすべきだろうと思う。
給与や残業などは僕ではどうしようもない、働き方改革!!とその会社にコンサルしにいくわけにはいかない、行けるようであるならば、僕は沖縄で荒稼ぎしているに違いない、
大体が人間関係の相談が多い、上司がうざい、後輩がうざい、社長が終わってる。
だいたいこんな感じの愚痴と相談を受けることが多い、
なぜその相談を社会人モドキの僕にするんだと、毎回思うが、これでも社会人に擬態して生きている有機物なので、バシッとその問題をグッドな感じでソリュショーンしてやろうと思うわけである。
この悩める彼らも、この男なら会社を辞めるひと押しをしてくれるに違いない、
なにか気の利いた事でも言ってくれるかもしれない。そう思って僕に相談してくれていることでしょう。
しかし僕は思うのです。
会社員の毎日がうんざりするほど嫌になったからといって、会社員を否定して良いものなのか、その環境を変えるためになにかやったのか、それは本当に最善の手立てだったのであろうか、そう思ってしまうようになってしまった。
ということで、お酒の席で仕事関連の話はしたくない。とアホのようにラム酒をかっ喰らい、酒の力で強引にスルーしてしまった事を懺悔し、ここに僕なりの提案を書いていこうかと思い立った。(その説は大変に申し訳ないと思っています。)
人間関係が嫌だ。という根底には、上司が嫌いがあり、その根底には上司=怖いものという図式があるのではないかと僕は思う。
しかしよく考えてみると、なぜ怖いのか、常にバタフライナイフなどをチラつかせてくるわけでもなく、少しでも歯向かったら親族皆殺しをしてくるわけではないのです。
怒られたり、なんやかんやグチグチを言われたりするのが嫌なのです。
そのストレスが「怖い」というものにすげ替えられているのではないのかなとも思います。
なのでその恐怖を払拭させるため、上司にアダ名をつけていきましょう。
そうですね、「チャッピー」とかがいいかも知れません。もしくは「プリンたん」などでもいいですね。プリンたんでいきましょう。プリンたんが怒っても可愛いもんです。
※怒るプリンたんのイメージ
そのプリンたんこと上司にも更に上の上司がいるもので、例えば部長クラスなどになると、もっと怖いものに映ることでしょう。
なのでもっと可愛いアダ名を使用することが重要になります。
「ピンキー☆モモちゃん」と呼ぶといいでしょう。略してピンモモちゃん、ピンサロみたいな響きになりましたが、可愛くなりましたね!
ピンモモちゃんと呼んだ時、必要のない恐怖は消え去っていることでしょう。
怒るピンモモちゃんのイメージ
次長クラスになると、もはやあまり関わることもないし、恐怖はさほどないでしょう。
「豆電球」などと呼ぶのがベターかと、頭皮が光ってなくても「豆電球」と呼ぶのがミソです。
そして会社員を続けていると、必然的にできるもの、それが後輩というものです。
この後輩に対しては、徹底的に圧力と威圧をかけていきましょう。
震えがって恐怖に慄く後輩を見ることで、精神的に落ち着き、自分の確固たる地位を実感することでしょう。
手っ取り早く後輩のことは「ゴミ」とよび、親しくなったら、「ゴミクズ」と親しみをコメて呼ぶといいでしょう。
自分のことは「皇帝」とでも呼んでいただきましょう。
あ、僕物心ついたときから「皇帝」って呼ばれてますんで、よろしくです。
と釘をさすことで、もう「皇帝」と呼ばざる負えない状況になります。
このように呼名を変えるだけで、普段の業務が明るいものに変わったのではないかと思います。
プリンたんが皇帝に仕事を振り、その仕事をゴミクズに回す。
なんとも良い光景ではありませんか、
プリンたんはピンモモちゃんの顔色を伺いながら仕事をし、豆電球はそのとなりで職場を照らしています。
そしてゴミクズはデスクで恐怖に押しつぶされそうになっています。
皇帝のあなたがストレスを感じることはなくなったのではないでしょうか?
アダ名をつける際に、様々な反対があるはずですし、お前何いってんの?という圧力があるはずですが、そこはしっかりと自分の意見を貫きましょう。
「肩書を気にして仕事をするのであれば、まずはしっかりとプリンたんになりきるべきではないでしょうか?本当にプリンたんになるのであれば、私はあなたの元でしっかり結果をだします。」と理路整然と頭のおかしい事をふっかけましょう。
あなたはサイコパス認定をされ、この話題は静かに流されることでしょう。
その後、アダ名で呼んでも無視されるようでしたら、徹底的に貫き通しましょう。
お前は、プリンたんで、ピンモモちゃんなんだぞ!という事を教え込みましょう。
取引先から、上司へ電話などがあったときも、「あー☆いまねープリンたんデスクでおねんねしてるんだー♡いまスグに起こすからまってちょ☆彡」と取引先に伝え、
プリンたーん、おきてー☆おきないとチューしちゃうぞ?♡と上司に電話を回しましょう。
このように、日々疑問に思っている、ストレスや負荷になっているものを徹底的に自分の仕様に変更していきましょう。
そうすることで、より働きやすい環境に変化させていくことが重要になります。
これを続けて行くことで、「皇帝」から、「暴君」に変化し、最終進化は
「懲戒免職君」に変わるはず、シンプルにクビでしょう。
こうなることで「仕事を辞めようか悩んでいる」あなたの悩みは見事解決、
だってクビなんだもん。
このブログを読んでいて、仕事を辞めようと思っている人というのはどれぐらいいるかはわかりませんが、この僕の壮大なる戯言を試していただけると嬉しいです。
ちなみに、僕は未だに試せていません。
まぁ今日はこんな感じです。