それ的なアレ

沖縄でドラムを叩く人、友人やバンドメンバーからはサイコパスと言われている心優しいゴミが描く壮大なゴミブログ

夏の夜長に思うこと

台風が週末に直撃する。

 

そんな情報が入り、いろいろとイベント事が吹き飛んだ。

そう、台風だけに

 

 

と冒頭からくそつまんないことを言うぐらいに、色々とショック、

中止になったわけではないけれども、それでも、リスケというのは辛いものがある。

 

あまりにもショックで、ブログの更新が遅れてしまっていた。

それはあまりにも嘘、ただのサボり魔なだけなのです。

 

 

台風がきます、暴風もあります。

そう言われて、その日の朝目覚めたら、そよ風と小雨だった。

 

僕はきっと寝すぎて次の日になってしまったのだろうと、錯覚していた。

ありのままおこったことを……と、ポルナレフ先輩のような脳内になった。

 

そう、全然大したことがなかったのだ。

 

こいつはどうしたものか、そうだ丑の日やからうなぎでも食おう。

そう思い、行きつけの鰻屋さんに電話をしたところ、

「もう売り切れてるよー、きゅうりならあるよ?」

という鰻屋さんとは思えない返答、わしゃ河童かいな、きゅうりでも食ってれば落ち着くとでも思ったんかいな、と思いながら、いつか尻子玉でも抜きに行ってやる。

もしくは店内で相撲でもとってやろうかなと、思いながら電話を切る。

いかん、うなぎのことを考えていたら僕はどんどん妖怪に近づいてしまう。

明日起きたら河童になってるかもしれない、そんな事を考えながらご飯を考えていた。

 

とりあえず、昼飯はパスタを作り貪る。まずい、今日が終わる前に「う」のつくものを食べなければ、そう思いながら、野菜室にあったきゅうりをかじる。

 

天気も天気だから、どこか出かける気にもなれず、ひたすら自分のバンドの音源を聞いて、ミックス足りないところを探す作業をしていた。きゅうりを食いながら、

 

 

そうだ!洋服を見に行こう。

そう思い、すぐさま車に乗り込むと、アウトレットモールに向かった。

日本人はほぼいない、観光客の中国人、韓国人がひしめくアウトレットモールに、半妖怪の私が降り立った。

 

自慢ではないが、僕は中国、韓国の方に間違われやすい、

アイツらナチュラルに現地の言葉で話しかけてくる。

まてまて、さっきまで英語で店員さんに聞いとったがな、と思うのに、

僕を見つけては笑顔になり、現地の言葉で話しかけてくる。

英語のクッションをおけ、とりあえず。韓国語はわからん、唯一知っているのは

「ムルチュセヨ」という言葉、意味は「水をください」という意味だ。

砂漠か、僕は砂漠にいるのか、なぜその単語のチョイスなのだ僕は、

なぜこの言葉を覚えているかは、記憶にない、だが言える。ムルチュセヨと、

 

水をくださいと連呼しながら韓国人を撒き、お気に入りのブランドが入っているセレクトショップへいこうと思ったら、そこのテナントがサマンサタバサに変わっていた。

 

おいおい、僕はいつからそんなギャルブランドに用ができたんだ?

むしろ人生の中でサマンサタバサを買ったことなんてないぞ、

 

 

サマンサタバサ……そう、僕が高校生だったころ、名古屋の女子高生がこぞって買っていたブランドだ。

イーストボーイのカーディガン、なぞのローファー、サマンサタバサ、

これを抑えるのがマストだったらしい、そしてカバンにはマイヘアアイロンが入っている。

 

そんなキラキラした同級生、先輩後輩を見ながら、教室できゅうりを食ってたのが高校のときの僕だ。

ヘアアイロンの代わりにきゅうり、好きあらば友人と相撲、8割河童、

どこか顔立ちも河童に近いなにかを感じる。

 

今の情報をまとめると、河童に限りなく近い、韓国、中国系の顔立ちになる。

それを想像していただければ、僕が出来上がるのだ。

 

そんなサマンサタバサを恐ろしい形相で睨みつけ、もう一つのお目当てのお店へ、

そこで、一目惚れした商品を買い、ご満悦な河童、

 

さてなにを見ようかな、もう帰ろうかなと思ったが、

思い出したかの如く、ジェラートピケへ、通称ジェラピケ、

女の子が憧れる寝巻きブランド、ジェラピケ、

妖怪がなんの用なんだ?と思うかもしれんが、妖怪だってパジャマを着るのだ。

あと、仲の良い女性の友人に送ることだってあるかもしれない、リスクヘッジしていくタイプの河童なのだ僕は、

 

 

夢かわいい雰囲気の店内に、一際異色を放つ河童を見かけたのなら、それは僕だ。

そっとしておくか、きゅうりを差し出してくれ、そうすれば尻子玉は取らない。

 

店内に厳重な防御シフトが組まれるかとおもったが、なにもなく

ここは半妖怪にも優しいんだな、さすが夢かわいいお店だぜ、そうだよな、妖怪だって空想の中の生き物、ファンタジーなものだからな、そうだ、僕はここに溶け込んでいるに違いない、

 

そう思っていたが、店員の一人が英語で話しかけてきやがった。

このやろう、迷い込んできた中国人ちゃうぞコラ、と思いながら、

アイムジャパニーズとカタカナ英語で返答、あの時の、嘘だろ!?っていう店員さんの顔が忘れられない、

 

 

くやしさと恥ずかしさで足早にお店をでる。

心を落ち着けるために喫煙所にて、タバコときゅうりを楽しみ、帰宅

 

 

ここで重要なことに気がついた。

やばい「う」のつくもの食ってない、

なんならピザでも食おうかなと思っていたぐらいだ。あかんあかん「う」のつくもの食わなきゃ、

スーパーでうなぎを買おうかとも思ったが、僕は別のものに惹かれていたので、もう一度車に飛び乗った。

 

 

丸亀製麺へと向かい、冷やしうどんを食った。

ぎり「う」のつく食べ物だ。

そしてなにより美味い、かしわ天が一番美味しいけどね。

 

 

そこで満足したきゅうりの妖精は帰宅、ネットサーフィンをしていまにいたる。

 

 

そして思いたちきゅうりをかじりながらこのブログを書いている。

 

 

明日起きたらきっと身体が緑色になってるかもしれない、思いの外水かきが発達してきたようにも思える。

 

きゅうりでも食って寝るか。

 

 

まぁ今日はこんな感じです。