それ的なアレ

沖縄でドラムを叩く人、友人やバンドメンバーからはサイコパスと言われている心優しいゴミが描く壮大なゴミブログ

納豆のことを考えていたら宇宙だった。

どうも、低血圧が生んだ化身です。

 

朝が起きるのが辛い、

自慢じゃないんですが、血圧がかなり低いんです私、

最低60の最高90とかなので、この間健康診断に行ったら医者にびっくりされました。

 

そんな低血圧の権化である私は当然のごとく朝起きるのが辛いのです。

シャッキ!!っと起きてテキパキと動き爽快に出社!

 

みたいなことはここ数年体験したことがありません。

 

 

ギリギリまで寝ていたい、

世界を守るような重大な責任があったとしても眠気が勝るのだ。

 

そんな低血圧純情キラメキロマンチックボーイな私は、

まともに朝食を取らずに仕事に行くことが多いのだが、

どうしても朝空腹で耐えきれないときには、スニッカーズをかじり出社するという、

アメリカナイズな出社スタイルをとる。

 

 

 

昔、高校生だったはぐれ低血圧純情派だった僕は、

電車に乗っていた。

すると前に外国人のにーちゃんたちがなだれ込んできた。

その中の黒人のスケーターみたいなにーちゃんが、

「HAHA! i'm hungry!」と言いながらリュックからスニッカーズを取り出し、

おもむろにかじり、yummy yummy!!と言いながら話していた。

 

 

その姿に低血圧の鬼才の私は感動し、

かっけー……ってなった。

 

そこからというもの、スニッカーズは非常食、

あの外人のにーちゃんが食ってたから間違いない

という謎の価値観を持って生きることになるのだ。

 

 

だから忙しい朝、それでもなにか食べたい…という欲求のときには、

スニッカーズが欠かせないのである。

 

 

しかしね、こうね。

日本人としてはですね。

朝食、そう朝ごはん、breakfast、

したいんですよ。

 

しかもパンとかじゃなくて、白いご飯、

卵かけご飯、納豆ごはんとかと味噌汁をね、とりながら、

目覚ましテレビでも見て、今日の運勢はどんなかなとかやりながら、

そんなごきげんな朝をしたいわけですよ。

 

そんな事考えてたら無性に納豆が食べたくなってきた。

もうやばい、最高潮に納豆ご飯が食べたい、強すぎる欲求、

この思いは止められない、そうと決まれば納豆だ。

 

しかも美味しい納豆ご飯食べたい、どうやったら家庭でも美味しい納豆がくえるのか…

その秘密を探るために、低血圧探検隊はAmazonの奥地に向かった。

 

 

 

そこで見つけたのが、これだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんだこれは……

こんなのが商品化されてるのか……

 

 

 

低血圧探検隊はとんでもないものを見つけてしまったのではないだろうか……

 

 

 

究極の納豆?

 

 

 

というか納豆かき混ぜ機?

 

 

 

 

424回転?

 

 

 

 

私はパニックだった。

 

 

 

 

よくこれ企画通ったな…

 

ちなみにHPはこれ

www.takaratomy-arts.co.jp

 

 

 

なんで424回転なんだろうとおもったら、

陶芸家や書家として活躍していた北大路魯山人というおっちゃんが提案した

納豆が美味しくなる回数らしい、

このおっちゃんは美食家としても有名で、会員制の美食家倶楽部を発足させるぐらいグルメなおっちゃん

 

僕も名前は知ってたけど、まさか納豆で探してヒットするとは思いもしなかった。

 

ちなみに魯山人パイセンの教えがこんな感じ

 

1 納豆を器に取り出し、なにも加えずによく練る。

2 糸がたくさん出て、かき回すのが固くなるまで練る。

3 固く練り上げたら醤油を加えてさらに練る。

4 最後に辛子や薬味を加えてさらに練る。

 

とりあえず練る。

もはやここから異常なまでの納豆への執着を感じた。

文章読んでて、どんだけ練るんだよ。

というか固くなるまでってなんやねん、コンクリートかいなーー

 

と、クソみたいなエセ関西弁が出るぐらいびっくりしました。

 

 

 

しかし、今の私には魯山人先生の気持ち、納豆への執着はわかる。

 職場に納豆があったら実践していたであろう。

そして怒られていたであろう。主に臭いで、

 

 

そう、そんな魯山人の教えを紐解き、商品にしたのが先程の商品、

 

 

その名も「究極のNTO(なっとう)」なのだ。

 

 

 

まず商品名で惹かれるところがあるが、

なんだよNTOって、初めて聞いたよ、非営利団体の親戚かと思った。

 

 

 

そしてこのトチ狂った商品をタカラトミーが出してるという事実、

まじか、これホビー枠なんだ。

調理器具とかじゃないんだ。

おもちゃと同じ枠なんだというのにびっくりした。

 

 

 

タカラトミーといえば、リカちゃん人形、人生ゲーム、トミカなどを取り扱う、

おもちゃ界の帝王、

リカちゃん人形といえば、女の子は一度は手をとるであろうあのアメリカンな人形、

その傍らでこんなニッチな商品をつくりあげていたのだ。

 

リカちゃん人形と、納豆をかき混ぜるだけのおもちゃ…

振り幅広すぎだろタカラトミー

というか、ファービーベイブレードZOIDSタカラトミーかよ。

僕の幼少期を支えたおもちゃばかりじゃないか…

 

 

 

まさか納豆を調べて、このおもちゃの歴史を紐解き、

幼少期の思い出をフラッシュバックさせ、エモーショナルな午後になるとは…

恐るべしタカラトミー、いや魯山人、いや……納豆め……

 

 

 

 

 

そしてこの究極のNTOちゃんとベストタイミングで醤油を入れるタイミングを教えてくれるのだ…

自動でパカっと開くらしい、なんだそれ、新手のAIでもはいってるんかこれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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究極という文字が、そそられる

 

 

 

いやー、正直欲しい、これで納豆食べたい。

しかしお値段なんと3000円

買えない値段では全然ないよ、ただね、このおもちゃ買うのに3000円か、

そんな感じで二の足を踏んでいる低血圧総帥の私である。

 

 

 

 

そしてね、納豆混ぜて、食べて、お腹いっぱい……

って我に返ったら、ネバネバのコイツが僕の横にいると想像した時に、

僕はコイツを破壊しかねない。

破壊せずに、コイツを水洗いし、キレイに洗った時の疲労感がすごそうなきがする。

 

 

でも、でも、そんなネガティブな感想を言っていたら究極の納豆に出会えないのだ。

 

 

そう究極、その道を極めしものに送られる称号、

 

 

究極の納豆、それはすなわち、納豆の中の納豆、

キングオブ納豆、オンリーワン納豆、世界に一つだけの納豆

 

 

それが、家で簡単に食べられるのだ。

 

 

 

究極、それは誰しもが憧れる物、

究極の納豆、すなわち最強の発酵物、

 

 

究極の納豆、それは究極すぎるがゆえに自我が芽生え、IQも5千兆になり、

しだいに究極の納豆は考え始めるのだ。

究極と呼ばれたのも地球上だけのもの、まだ見ぬ宇宙でも、私は究極なのであろうか…

最強の発酵物となった納豆は世界の様々な発酵物を取り込み、やがて人間、地球にいる生物たちをも取り込み、地球そのものを取り込み発酵させていく、

 

 

そして太陽系に進出し、月なども納豆に侵食されていく、

そう、究極完全体な納豆は宇宙そのものになろうとするのだ。

 

 

そして宇宙を取り込み始めた究極完全体納豆は気がつくのだ。

そうか…私はどこにいても究極なのだ……と、

 

 

そして他の納豆も、等しく究極、

納豆は皆に愛され、納豆も皆を愛しているのだ。

 

納豆は食べられてこそ納豆、

究極になったからといって私は驕り高ぶってしまったのだ。

 

 

帰ろう、私の故郷、マザーアースへ、

 

 

宇宙を呑み込んだ納豆は光を放った。

そうこれが第二のビックバン、

新たな宇宙世紀の始まりなのだ。

究極の納豆が作り出す新世界へ

そこには争いもなく、飢えや、憎しみ、貧富の差もなくなり、差別もない平和な世界

みな朝起きて美味しい納豆を食べ、笑顔で毎日を過ごしていく、

究極の納豆は、世界を、いや宇宙を作り変えたのだ。

 

 

そんな究極の納豆を作る機械を作ったタカラトミーさんがすごい、

その究極の納豆の製法を編み出した魯山人先生もすごい

 

 

そしてなにより、その方法を取らせた。

納豆がすごいのだ。

 

 

 

などという世迷い言を書いてたらこんな時間だ。

納豆すごい、

 

 

 

 

 

 

まぁ今日はこんな感じです。