それ的なアレ

沖縄でドラムを叩く人、友人やバンドメンバーからはサイコパスと言われている心優しいゴミが描く壮大なゴミブログ

遅れてきた夏バテなのか、僕の性格が終わってるいるのか

連日、9月に入ったからといっても、沖縄の暑さは厳しいものがあり、

内地の方は秋に向け涼しくなっているのかと思うと、

 

 

どこか羨ましさと、寂しさが僕の中に生まれてくるものです。

 

内地という表現を使うと沖縄感が増しますが、それ以上に沖縄以外の都道府県を言い表す言葉が見つかりませんでした。

 

最近、なにかしらやる気というものがなくなってきているように感じてきました。

いや普段からあるわけではなく、むしろ一般男性から比べれば、やる気が低い方に分類

されるでしょう。

 

 

そんな僕が、今、やる気がまったくない状態になっている。

モチベーションという言葉が僕の脳内からなくなり、やる気という概念は空の彼方に消え失せた。

 

 

きっとこれは遅れてきた夏バテに違いない、

沖縄が日中暑いせいに違いない、食欲の化身である僕の食欲がなくなるほどだ。

その代わり、睡眠欲だけが特出しており、もう毎日寝ていたい。

 

ショートスリーパーで生きてきましたが、ここ最近の睡眠欲がすごい。

食欲、性欲を凌駕し、隙きあらば眠りに誘おうとする睡眠欲、

 

もはや魔王、睡眠欲という名の魔王、世紀末覇者

 

コーヒーをがぶ飲みし、チョコを食べても、とどまることをしらない睡眠欲

血でも魂でも、なんでも売っぱらって1秒でも長く眠りたい。

睡眠欲は減らないのに

身体だけが肥えていくという最&低な状態

 

そんな毎日を過ごしております。

 

 

そんな惰眠を貪ることに特化した生き物の私ですが、

こう見えて平日は週5で働くサラリーマン、

IT企業で働く勤労の化物、お仕事をすることにより、平穏を保っていると言っても過言ではありませ……いいえ過言です。

 

 

なんせ毎日眠いですもん、なんなら隣のハゲの同僚は寝ています。

毎日寝てます。昼前と夕方あたりでも寝てます。なんなら今も寝てます。

危うくハゲの悪口に派生しそうでしたが、そうじゃない、それはいつか別の日に書こう。

 

 

いわゆるベンチャー企業にいて、これからバシバシと業績を伸ばし、周りの企業を蹴り落としていく!そのために常にモチベーションを持ち、仕事を生きがいにする!

そんな雰囲気の中、

 

 

私のモチベーションは雨風に打たれ、風化し、砂になり、世界各地にちり、

その砂が病気の人のところにいけば難病だろうと治し、水不足の土地に行けば、雨を降

らせ、森が失われつつある山に行けば、一瞬でそこの木々たちが生い茂ります。

 

僕のモチベーションは、世界に役立てられているので、大丈夫でしょう。

 

そうじゃなくて、毎日が眠いって話と、

仕事ってだるいよね?っていう話

 

 

仕事最高!

自分を高めてくれる!キャリアアップ!将来の夢に向かってまっしぐら!

ここで経験したことが人生の中で大きなものになる!

 

 

そんなことを思っているときも僕にはありました。

 

 

「自分の成長を実感出来て、会社のアセットを使って何でも好きなことが出来るし
社会に大きなインパクトを与えられるかもしれないベンチャーってサイコーだぜ!」

 

 

 

 

という意識高い方向に爆速で進んでいくことだってできるはずだったんです。

 

 

 

しかし、長い期間の夏バテなのか、それとも僕の性格や人間性が終わっているからなのかもしれません、

 

 

 

ある日ふと思ったんです。「仕事って……ダルいな…」って

 

 

 

唐突のダルさアピール、なんなのメンタルギャルなの?

 

 

は?やば、ダル

 

 

みたいな感じ、完全にギャル、ギャルに対しての偏見がすごいかもしれないが、

名古屋で高校生をしていた僕が言うんだから間違いない、ギャルってこんな感じだ。

 

 

 

 

このダルいという感情はなんなのか、

 

あくまで主観的な感覚であり、明確にコレだ!!と説明ができるわけではないのです。

まぁ言ってしまえば、めっちゃ不快な感覚というわけじゃないんだけど、

なんとなくメンドクサイという感覚、そうそれが「ダルい」

 

 

 

 

別に仕事を、システムを売り、お客さんとしゃべることはやぶさかではないものの、
やらずに過ごして良いのであればやりたくはないという感覚

 

 

できればずっと音楽していたいし、ゲームしたいし、

惰眠を貪るようにとりたいし…
あぁなんて仕事がダルいんだ…

 

 

僕がこの感覚に気がついたのは、少し前、

金曜日、そう週末が近くなるとうれしくなり、金曜日には絶頂を迎えている。

という自分のモチベーションの傾向を発見したのだ。

 

 

これは気がついた時はびっくりしましたね。

アルキメデスが浮体の原理を風呂に入ったときに閃いたかのように、そう僕は発見して

しまったのです。

僕は金曜日が楽しみになっている!という事象に、

 


華金という古来から伝わる言葉があるように、金曜日が楽しみというのはなんら普通の

事のようですが、

深く考えてみると月火水木金という平日よりも、土・日のほうが好きという自分の中の

欲望が見えてきます。


仕事というものが好きで好きで仕方がない、楽しくてしょうがない、というのであれば

理論上では仕事ができない休日というものが来るのが嫌でしかたない、悲しみが湧き上がってくるはずでしょう。

 

金曜日の夕方には気分が落ち込み、会社を出るころには、どうにかして働けないであろ

うかと、デスクの前で模索し始め、

定時の合図とともに、泣き崩れる人も出ることでしょう。

 

そして日曜日の終わり、国民的アニメーション、

サザエさんが始まると胸踊り、中にはご機嫌で踊り狂い、月曜日の来訪を心待ちにすることでしょう。

 

 


そんな世界線ならば「サザエさん症候群

というネガティブの塊のような言葉は生まれなかったでしょう。

 

サザエさんインフィニットディバイダー」もしくは「サザエさんトランスエクスプロージョン」みたいな、

 

みんなキマって踊り狂う、平和で最高な日曜日の夜が存在することになるでしょう。


しかし僕の住む世界線ではそんなことはなく、バッチリサザエさんを見ると日曜日の終

わりを感じ絶望感が湧いてくる。

サザエさんというのは「変な髪型をした日曜日を終わらせにくる悪魔」という存在、日

曜日の夕方は虚無感に襲われます。

 

 

いつでも月曜日は憂鬱で、金曜日にはテンションが高い、華金最高

 

 

いろんな会社を転々としてきましたが、その周りを見渡しても、その「ダルい」という

のは変わらないだろうなと思っています。

大体の人が金曜日にはテンションが上っていると感じたからだ。

 

みな口では仕事は楽しくやりがいがある、ということを言いますが、それは他の仕事に

比べて相対的に良いとなんとなく思っているだけで、他の時間に比べて、仕事をしている時間が最高、とまで思っている人は少なく、

限定的な意味合いにおける面白さ、楽しさ、やりがいなのではないかと、

この人間のようなゴミである僕は気がついてしまったのです。

 


「企業で働く多くの人にとって、仕事という時間は基本的にダルい」というくそほど当

たり前なことを、みんなちゃんと説明しないよな、と思いました。

でもこれはきっと、就職活動の現場で語られることがない、とても重要なことなのでは

ないかと僕は感じています。

 

 

なぜ重要なのかというと、多くの純真無垢な学生は、

企業での仕事に対して「絶対的な楽しさ」を求めてしまうのではないか、と感じている

からだ。

 

サークル活動とか部活とか、「しなくても良いけど好きだからしてきた」

過去の活動と横並びで「仕事」を捉えて、

そういう絶対的な楽しさを期待して入ってくる。仕事=パーリナイだと思っている。

そしてこの純粋無垢な姿勢が、入社して感じつギャプの本質なのではないだろうかと感

じています。


意識高い人たちが、就職してからくらいつぶやき、ツイートなどが増えていくのはそう

いうことなんじゃないかなと、

社会人をしていると様々な知り合いが増えていきます。

仕事を通じて仲良くなった気が合うビジネスフレンド、が社内外にもでてくるでしょう。

 

そういった奴らと呑みにいくと大体は、「月曜日はダルい」のと、「仕事=ダルい」と

いうのがデフォルトで話が進んで行きます。

 

月曜日よりも金曜日、金曜日の定時1時間前最高、これはもはや社会の心理の一つにな

っていることでしょう。

 

 

そのなかでも「海外で仕事したいわー」「投資の仕事にいきたいわー」「別部署に移動

したいわー」という

 

ちょろっと聞くと意識が高く、仕事することがライフワーク、みたいなことを言ってみたりしています。

 

 

 

 

しかし勘違いしてはいけないのは、この言動の行間には、「どちらかと言えば」という言葉が隠れているのだ。

 

 

 

 

 

ぶっちゃけてしまえばコレが実態でしょう、きっとどこもそうなんだと思います。

そんな僕も含めて彼らも就活のときには、なにかしら歯の浮くようなことをわりと本心

で言っていたはずなんです。

御社で成長したいとか、社会に貢献していきたいとか、

 

 

 


動機自体の是非を問うとかそんなつもりはありませんが、事実として、そういったこと

を熱く語った集団が会社員になり、

 

成長してる気がしている!!だから毎週月曜日が楽しみ!というのはいないものなのである。

 

 

 

同様に、社会貢献をしているから月曜を愛している。ジュテーム月曜日なんて会社員も

僕は聞いたこともないし、

見たこともない。

 

そういった抽象的で弱い動機の数々は、仕事の時間を絶対的に正当化する理由にしては弱かったのだ。


もっと言うと、就活のときになんて言ったかなんかは全然覚えていないものである。
ほぼ全員が、「いやー、そんなもん覚えてないよギャハハ」みたいなWANIMAのコラージュが出てきそうな会話をします。


それぐらいに就活時に使った「どうしようもなくヘボい動機」というものは全く意味がないということです。


じゃあそんなダルいなかなら、みんな仕事を頑張っていないのか…というと、そんなことはありません。

仕事を頑張っている人というのは本当にたくさんいます。

「ダルいけど譲れない本質的な理由」があるから頑張っているのです。


ただしその大半は、社会貢献や成長、インターナショナルなやつ、みたいな綺麗事ではないというのが現実です。


じゃあなんなのか、例にしかすぎませんが、同期に負けたくない、上司に認められたい、昇進したいとか

承認欲求と自己肯定が主だと思っています。
比較優位から得る喜びのため、というパターンなのかなとも思います。

 

 

これは多かれ少なかれ誰しもが持っているものだと思います。
この仕事の頑張りがどういった価値をもつのか、というのがシンプルにやる気をださせ、自分の価値を、
他社からみた時の評価のために頑張る。


言い方を乱暴にするなら、「自分のプライドの為に頑張る」ということです。
こういうのが頑張る理由というもに足り得るのだということを、仕事以外でも痛感しています。

 

だからこの動機をネガティブという軸に掘り下げる。

というのは重要なのではないかなと思っています。

 

ダルいけど頑張る理由という感じで割り切って自分の動機を考え直してみるのは1つの

 

アプローチとしては良いのではないかなと思います。


仕事に置かなくても、全く別の「根本的にダルい」ものを仮定します。

いやまだ足りない、「死ぬほどダルい卍」まだ掘れますね。

 

「生き地獄」ぐらいまで掘り下げ仮定していきましょう。

 


その生き地獄を月曜日から金曜日まで、言うなれば人生の5/7をその生き地獄に費やすのか、

 

それを継続させるための究極の目的、心の支えとはなんなのか…と考えて見ましょう。

 


自分なりの仮設をしっかりとたてる。

プライドや承認欲求、給料、社会的地位、などなど何でもいいのです。

むしろダサいほうがリアルな意見なのかなとも思います。


そういった想定ができていれば、入社後のギャップというのは減るのではないかと、
むしろ入ってからポジティブな発見の連続になるかもしれません。

 

というような、純粋無垢な学生が探しにくい情報である仕事ってダルいよねというお話、

大体こういう記事っていうのは仕事って魅力的でやりがいの宝石箱!みたいな話ばかり

になるので、

こういったうがった見かたをする社会人がいてもいいんじゃないでしょうかという気持

ちで書きました。


ちなみに、大企業とか、そのへんの仕事はダルいから、小さい組織でやったり、自分で

起業して稼いだほうが良いよ

ということを言いたかったわけじゃありません。

 

なんか就活時期などに触れる情報などが少し歪んだ方向に偏りすぎじゃない?と個人的

に疑問に思ったからです。

 

いわば底辺社員の独り言なのです。


フリーランスなり会社員なり、公務員なり、なんなり仕事というのはシンドイしダルいよっていうお話でした。

 

 


もともと会社のブログに載せたり、企業インタビュー的な記事、新卒向けの会社説明記

事などに使おうとしていましたが、無事に社長から直々にアウトと言われ、

 

非常に悲しい気持ちになったので、こっちに書きました。
あぁダルいわ

 

 

 

まぁ今日はこんな感じです。