それ的なアレ

沖縄でドラムを叩く人、友人やバンドメンバーからはサイコパスと言われている心優しいゴミが描く壮大なゴミブログ

黒歴史を供養したい。

 


人はそれぞれに「黒歴史」と呼ばれる消したい、もう一秒でも早く記憶の片隅から消し去りたい、と思うようなそんな歴史を一つや二つ持っていることでしょう。
かくいう私も、思い出すだけでも身の毛のよだつ、机の角を噛みまくるほど赤面するような記憶があります。今回はそんな黒歴史をどうにか昇華したい、供養したいと思い、高校時代のブログを抹消し、その文章を添削し見やすくすることで、黒歴史をマイルドにしようと思い立ち、キーボードを親の仇がごとく叩きまくっています。



というわけで、お暇な方は僕の清算に付き合ってください。




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「マッチ売りの少女をタイトルを変えつつ説明してみる。」




ビジネスのバイブルとも言われている、「マッチ売りの少女」という物語をご存知でしょうか?少女がマッチを売ろうにも中々売れないという、あの物語です。



この物語のタイトルを一文字ずつ変えていき、変えたタイトルから物語の全貌を想像して強引に文章にすると一体何がどうなるのか、気になったことはないでしょうか?ありませんよね?私はありません。というか、意味がよく分かりません。



それでは原作から順にご覧頂きましょう。




 

マッチ売りの少女

 

「マッチはいりませんか。」



晦日、寒空の下で少女が通行人にマッチを売っている。父親に怒られるので、マッチが売れるまでは家に戻ることは出来ない。寒さと空腹に震えながら歩き回るも、少女からマッチを買う者は、一人もいない。







やがて少女は座り込み、寒さを凌ぐために自分のマッチに火をつけ始めた。



マッチに火がついた瞬間、少女の目の前に暖かいストーブや七面鳥、飾られたクリスマスツリーといった幻影が出現する。それらの幻影は火が消えると共に、彼女の前から消えてしまう。







ふと空を見上げた少女は流れ星をみつけ、その昔、自分を可愛がってくれた祖母のことを思い出す。



「流れ星が流れる時、誰かの魂が神様の元に引き上げられる」昔、祖母は言った。次に少女がマッチに火をつけると、目の前に祖母の幻影が現れる。



少女は祖母の幻影が消えないように夢中で全てのマッチに火をつける。幻影の祖母はマッチの光の中で少女を優しく抱き、少女はとても幸せな気持ちになる。







翌朝、凍え死んでしまった少女を見つけ、人々は可哀想な子だと思う。少女がどれだけ美しいものを見たのか想像する者は、一人もいない。

 

マッチョ売りの少女

 

「マッチョはいりませんか。」

晦日、寒空の下でムキムキの少女が通行人に発達した高背筋を見せつけている。マッチョだけが、彼女の売りなのだ。しかし父親に怒られるので、家の中で披露することは出来ない。



寒さと空腹に震えながら見せつけるも、通行人は、ただただ怯えるばかり。







やがて少女は座り込み、寒さを凌ぐために想像を絶するトレーニングを始めた。地面に寝そべり、仰向けになって両腕で近くのベンチの脚を握りしめる。



そして肩甲骨を地面につけた状態で、身体の他の部分を全て宙に浮かせた。「ドラゴン・フラッグ」



そう、これはブルース・リーが究極の肉体を手に入れるために実践したトレーニング法だ。幼くしてこのトレーニングに着手する強者は、そういない。



少女の身体が宙に浮いたままピタリと止まる。両腕の筋肉が悲鳴を上げる。腹筋が悲鳴を上げる。刹那、悲鳴をあげているのは筋肉だけでないことに気付く。通行人もだ。







ふと空を見上げた少女は、流れ星をみつけ、その昔、自分を可愛がってくれたムキムキの祖母のことを思い出す。



「流れ星が流れる時、誰かの魂が神様の元に引き上げられる」昔、祖母は言った。少女が腹筋にさらなる力を込めると、目の前に祖母の幻影が現れる。



少女は祖母の幻影が消えないよう、張り裂けそうな全身の痛みを押し殺し、無我夢中で全身の筋肉を酷使する。フルパワー、100%中の100%!



やがて地面についていたはずの彼女の肩甲骨も宙に浮き、うつ伏せの少女が触れているのはベンチの椅子の脚のみとなる。幻影の祖母は少女を優しく抱き、少女はとても幸せな気持ちになる。







翌朝、強靭な肉体を手に入れ見違える程成長した少女を見つけ、人々は恐ろしい格闘家だなと思う。その格闘家が、昨日トレーニングをつんでいた少女と同一人物だと想像する者は、一人もいない。

 

 

マッチョ牛の少女

 

「モオオオオオオ〜ン。」



晦日、寒空の下で少女が重低音の唸り声をあげている。その姿は、胴回り・足回りの筋肉が異常な程発達した牛、すなわち「マッチョ牛」である。



茶色い皮膚、小振りな角、堂々たる四足歩行。寒さと空腹に震えながら歩き回るも、マッチョ牛からマッチを買う者は、一人もいない。というか、別にその牛はマッチを売ってはいない。







やがてマッチョ牛の少女は座り込み、寒さを凌ぐために「反芻(はんすう)」をすることにした。



昼に食べ、既に噛み砕いて飲み込んだ食べ物を、胃から口に戻し、改めて噛み、また飲み込む。これは食物を昇華するための活動であり、反芻動物にとっては日常的な出来事である。



マッチョ牛の胃から、昼に食べた七面鳥や、昼に食べた暖かいストーブや、昼に食べたクリスマスツリーといった物体が出現する。それらの物体を充分に噛み砕き、そしてマッチョ牛の少女は改めてそれらを飲み込んでいく。まさに反芻だ。







ふと空を見上げたマッチョ牛の少女は流れ星をみつけ、その昔、自分を可愛がってくれた祖母のことを思い出す。



「流れ星が流れる時、誰かの魂が神様の元に引き上げられる」昔、祖母は言った。次にマッチョ牛が反芻をしようとすると、彼女の胃から祖母が現れる。



マッチョ牛の少女は、祖母の幻影が消えないように夢中で反芻を続ける。幻影の祖母はマッチョ牛の少女を優しく抱き、マッチョ牛の少女はとても幸せな気持ちになる。







翌朝、寒さに耐え引き続き堂々と闊歩しているマッチョ牛を見つけ、人々はさすが牛だな、と大いに感心する。



今日もミュンヘンの朝は平和だ。




 

マッチョ牛のShow Time

 

「ladies and gentlemen, boys and girls」



晦日、寒空の下に集まった50,000人の観客を前にして、恒例の野外フェスが始まろうとしている。



雪を物ともせず詰めかけた観客達の興奮が熱気となり、それが充満する会場。時刻は23:57。今年も、もう終わろうとしている。ステージが照らされ、そこに一頭の牛が現れる。







それは筋肉質で、優雅な牛。マッチョ牛だ。50,000の群衆が声を上げ、地響きが鳴り渡る。今年の終わりを告げるShow Timeの始まりだ。全身の血が滾っていることを実感する。皆、握りしめた拳を、天に高々と突き上げている。



「火を灯してくれ」



マッチョ牛が言うと、群衆はそれぞれのマッチに火を灯し、それを天に掲げる。本物のマッチョ牛を目の前にして、会場にいる全員が、生きる意味を実感してい:ぐぁれおgかk







ふと空を見上げた少年は流れ星をみつけ、その昔、自分を可愛がってくれた祖母のことを思い出す。



「流れ星が流れる時、誰かの魂が神様の元に引き上げらHey YO」昔、祖母は言った。記憶が揺らいでいく。ライヴの途中だというのに、時間の流れが遅くなっていくのを感じる。UNKO。次第に、音が聞こえなくなっていく。少年の目の前に祖母の幻影が現れるえあ:、」ふぁうぇ



少年は幸せな気持ちんいjがgp@あlg







次のあmfwれあkgま:うぇぱ」gl

 

 

 

No マッチョ牛, No LIFE!!!




ヤッホ〜ウううう!!!!!! Hahaha〜〜!!!






 

※あまりにも途中で恥ずかしくなり精神が死にかけ、キーボードをガチャ打ちしてパソコンを舐めまわしティッシュを食いながら「鼻セレブじゃない!!!」とかいってウロウロし始めましたのでこれにて供養は完了とさせていただきます。