それ的なアレ

沖縄でドラムを叩く人、友人やバンドメンバーからはサイコパスと言われている心優しいゴミが描く壮大なゴミブログ

偉人の言葉というあなたを救うであろうソリューション


僕はあまりオシャレな服を持っておらず、オフィシャルもプライベートも、毎日似たような服を着回す傾向にあるが、そのせいで「おまえ、また今日も同じ服着てへん?」と周囲の人間にイジられることが多い







ファッションセンスというのは男性の魅力の中でも非常に重要な要素であり、このイジられ方をした瞬間、僕は人間として男として相手に敗北したことを認めざるを得ない


自分への自信が無くなり、人前に出る勇気が無くなり、そのせいで精神に異常なまでの負荷がかかり、服を着るのが怖くなり、服自体に恐怖を感じ、一般人よりも全裸でいることが多くなってしまった。全裸であることに慣れてしまった僕はやがて全裸な生き物に異様な親近感を感じ、昆虫達と戯れるようになり、そして気付けば朝食としてコオロギを食べる生活様式へと移行していた。








しかし本日、そんなファッションに悩める僕に対し、ある名言が一筋の明確な回答を与えてくれた。





「僕が毎日同じ服を着るのは、できるだけ決断の数を少なくしたいからだ。朝食に何を食べるかとか、どんな服を着るかとか、そういう小さい決断は、エネルギーを消費する。」 
by ザッカーバーグ

 








これを起死回生の一撃と呼ばず、何と呼べば良いんだ。












「千葉、また今日も同じ服着てへん?」



「私は出来るだけ決断の回数を少なくしたい。どんな服を着るかというような小さい決断は、無駄なエネルギーを消費する。くだらないことや、うわついたことに使う時間は無い。」









どうだ。。



グウの音も出まい。。これは、私でなくザッカーバーグが言っているのだ。。





私のファッションをイジってきた、煩悩にまみれた輩は、その自分の時間の無駄な使い方に頭を抱え、自分への自信が無くなり、人前に出る勇気が無くなり、そのせいで精神に異常なまでの負荷がかかり、服を着るのが怖くなり、服自体に恐怖を感じ、一般人よりも全裸でいることが多くなってしまうだろう。やがてコオロギを食べるようになった時に、私のところにヘコヘコと挨拶に来るが良い 美味しいコオロギが取れる場所を教えてやろう











それにしてもやはり、偉人の力は凄い。



全ての状況を一撃で打破出来る。言葉の重みが、凡人のそれとは全く違う。 私は偉人の力を借りれば全ての敵を粉砕出来ることに気付いた。
たとえば部屋、もしくはお家のリビングなどが恐ろしく汚いとしよう。



どのぐらい汚いかというと、
至る所にキムチやチャンジャやピザポテトが散在し、飲みかけのウイスキーとワインが無造作に置かれている。目を凝らせばチン毛のような縮れ毛が至る所に散りばめられており、それはまるで意図的に色々な場所に乗せているかのようにも見える。自分自身との議論の結果、「お好み焼きに乗せたカツオブシみたいで可愛いね」という結論に至り、現状、これらチン毛を撤去しない方針だ。

 

そんな恐ろしい部屋だと仮定しよう。



そして家に来た友人は必ずと言って良いほどその汚さを指摘し、怪訝な顔をする。なんだこの汚い部屋は、カオスじゃねえか、臭い、どうなってるんだ

そんな程度の低いゴロツキには、以下の言葉をくれてやろう







「You need chaos in your soul to give birth to a dancing star.
空を舞う星を生み出すには、あなたの魂の混沌を必要とする。 」
by ニーチェ

 














「おまえの家、マジ汚くない? ありえへんねんけど。」





「空を舞う星を生み出すには、あなたの魂の混沌を必要とする。 」













どうだ。。

開いた口が塞がるまい。。。



部屋を掃除しろ、と言いたかっただけの友人は、あなたの目指すところが to give birth to a dancing starだったことを知り、腰を抜かすだろう





二度と、あなたに対して「掃除」などという低俗な要求はしてこない筈だ。
















例えばあなたが一般人に比してケツ毛が濃いと仮定しよう。これは完全にコンプレックスだ。



このケツ毛が濃いせいで、あなたは見知らぬ人に対してケツの穴を広げて見せつけることに、精神的な抵抗がある。

普通の人であればサッと見せるところを、どうしてもモジモジしてしまう。自分のケツ毛で相手をビックリさせてしまわないだろうか。自分のケツ毛に、ウンコが絡まってはいないだろうか。自分のケツ毛に絡まったウンコに、ケツ毛が絡まってはいないだろうか







しかし、あなたのケツ毛を見て、なんだあいつ気持ち悪ぃジャングルじゃねえか、とナジってくるような輩にはこいつをお見舞いしてやろう





山は樹を以て茂り 国は人を以て盛なり
by 吉田松陰

 














どうだ



もはや意味すらも分かるまい。。





ケツ毛が汚くてジャングルみたいだ ということを指摘してきただけの友人は、あなたの「しかし、山がそのような樹木によって茂るのと同じように、国というのは人によって豊かになっていくのである。」

という主張を聞いて、目ん玉を引ん剝いて卒倒するだろう





目線の高さが全く違うのだ













これらの考察から分かることは、全ての弱点は適切な偉人達の名言を引用することでいとも容易く攻略することが可能であるという事実だ

地球には無数の名言が溢れ返っており、それを自分勝手に引用すれば良い







「貴様は常識がなってない」と部長に怒られたのであれば、速やかに言うと良い


常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
by アインシュタイン

 

 







息子がいくつになっても結婚せず、心配になっている親御さんは、こちらの言葉がオススメだ


とにかく結婚したまえ。
良妻を持てば幸福になれるし、
悪妻を持てば哲学者になれる。
by ソクラテス

 










大学の試験で手も足も出ない難問が出題され、解答が全く分からず、単位を落とすかもしれない崖っぷちの諸君は答案に以下を記載だ

知らざるを知らずとなす
これ知るなり
(知らないことを知らないと自覚する。それが本当の知るということだ。)
by 孔子

 














いやお前は偉人の言葉を借りてテキトウなことを言ってるだけじゃねえか、お前の言葉には重みがねえし、何を言ってるかワケ分かんねえんだよ!!と言って反論してくる阿呆には、こちらの言葉を贈り私の完全勝利とさせて頂きたい




ロックの歌詞は聞き取れなくて良い
by カートコバーン