ラーメンが食いたい
シンプルな欲求だ。
「ラーメンが食いたい」
このシンプルな欲求は誰にでもあり、ふとした瞬間に沸き起こる欲求の一つだろう。
ちなみに僕は少なくて月2あたりでこの欲求が襲い来るときがある。
そして今日、というか今、この欲求がこの身体を襲い、焼きこがれるような空腹をもたらしているのである。
そうなっては仕事している場合ではない、欲に忠実にラーメンの事を考えようではないか、
どこの店にラーメンを食いに行こう。
など考えるのが楽しいが、もう僕は決まっている。
「中華そばが食べたい」というなんともわかりやすい答えが頭の片隅にいるのだ。
ということで中華そばを食いに行く事を決心、しかし社会というのは辛く厳しい現実を僕に叩きつける。
ランチタイムまであと30分ほどあるのだ……
なんと由々しき事態であろう、神は僕を見捨てたのか…
というたかが30分ぐらいで大げさなんだよと言われそうですが、
それほどまでに身体が、脳が、心がラーメン、中華そばを渇望しているのだよワトソン君
なぜか最近「中華そば」が好きなのだ。
ラーメン文化の発展に伴い、塩、味噌、醤油、豚骨と様々な種類のラーメンが出てきた。
そこから独自の発展をしていき、意識が高いラーメンから、次郎インスパイアのIQが低いラーメン(褒め言葉)そしてつけめんという新たなステージにいき、どんどんと進化してきているのである。
味や種類もどんどんと増えてきており、とりあえずなにか足して新しいものに挑戦してきているのである。
AIの進化とラーメンの進化というのはほぼ同じスピードで来ており、
近い将来VRラーメン、ウィダーインラーメン、無重力ラーメンなどが横行し、
ラーメンと現実の区別がつかなくなった若者が人の髪の毛をすするという事件が起きるに違いない、あと自分自身がラーメンそのものであり、人は俺がいないと生きていけないという思考を持ったはた迷惑なサイコ野郎が各地に出没、黒いTシャツに前掛けをし、頭には手ぬぐいを巻き、一つの宗教ができ、黄巾賊のような感じで各地で大暴れするという未来が予想される。
最近僕はそんなラーメンの進化についていけず、なんならガチャガチャしたラーメンが苦手になってきている節もある。
そう、シンプルなラーメンが好きなんだ僕は!!!という
一つの結論にたどり着いた。
だからこそ、中華そばが食べたい。
シンプルな、醤油の、なのにコクがある。
中華そばを渇望しているのだ。
結局みんな帰ってくるのだ。
進化や競争に疲れた人たちが、中華そばへ帰ってくるのだ。
都会に疲れた若者、隠居を考える初老も、結局田舎に住むという考えになるのと同じ、
映画ラピュタでもシータが言っていました。
「どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ。」だからラピュタは滅びたんだと
シンプルな中華そばに、皆帰ってくるのだ。
FF7でいう、ライフストリームと中華そばは同じ、
黒マテリアの代わりに、煮玉子でもトッピングしようではないか、
みんな中華そばに帰って来るのだ。
さぁみんなで帰ろう。
懐かしい、シンプルな、中華そばへ!!!!
くそ、まだ昼休みにならない…
まぁ今日はこんな感じです。